令和7年7月27日(日)に研究会が予定されてます。

                      
                   針灸気診研究会 事務局 班目 健夫

針灸気診研究会会員各位

 今年は西日本ではすでに梅雨が明け、猛烈に暑い日が続いています。
熱中症で亡くなった方が多く出ている状況です。
皆様はお変わりなくお過ごしのことと思います。
2025年第2回研究会は下記の要領で開催します。
今回は加古川市小田整形外科での開催です。

ご友人をお誘いのうえ、奮ってご参加くださいますようお願いします。
準備の都合がありますので、このメールに返信する形で出欠をお知らせ願います。

      出席: ZOOM 現地  今回は欠席 

          記
開催期日:2025年7月27日(日)
開催場所:加古川市小田整形外科待合室
座禅会:12時30分開始 その後午後1時から講演開始
講師:小田伸悟先生:2題の演題を頂戴しております
講師:班目健夫:こんな方法でも疲労倦怠感は改善する:自律神経免疫治療の試み 
会費:1万円 みずほ銀行 外苑前支店 普通預金口座
       口座番号:3026434 名義:針灸気診研究会
不参加の場合でも、後日録画媒体を送りますので、入金をお願いします。

抄録
演題1 下腿三頭筋への竜胆瀉肝湯と越婢加朮湯の治療経験
小田伸悟
小田整形外科
同様の演題を先月の東洋医学会総会で報告しました。
総会では山本巌流第三医学により考察を行いましたが、気診的なアプローチによっても考察ができます。
この演題を通じて第三医学の理論を気診により裏付けることができました。
あるいは第三医学の精度を気診が高めることが出来たとも言えます。
この辺りを話したいと思います。

演題2 前腕の補助診断孔穴と標識経気
小田伸悟
小田整形外科
気診のテキストはスクラップビルドの繰り返しです。
それが発展的なのか破壊的なのかいまだに説明がありません。
テキストにおいて長い間、補助診断孔穴が診断の中心でした、それが標識経気にとって変わります。
その瞬間に何が起こったか診れば気診の発展の意味が解ります。
標識経気に伴う陰陽八卦についても述べる予定です。

こんな方法でも疲労倦怠感は改善する:自律神経免疫治療の試み
班目 健夫
青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所

 疲労学会が神戸で開催されました。
色々な経緯があり、久しぶりにシンポジウムでの採用となりました。
気診治療の紹介もできましたので、その演題を共有します。
慢性疲労症候群の治療を始めてからだいぶ経った。
当初は精神科と共同して向精神薬と漢方薬を併用する治療であった。
疲労倦怠感などの症状が多少軽減する効果はみられたが、治癒に至る症例はほとんど観察されなかった。
やがて、どんな治療法でも構わないので、病気を治す治療をすることを目的とした施設を作ってもらい、各種の治療を試みた。
自律神経免疫治療を始めた安保徹先生と共同研究をすることになった。
湯たんぽを利用して身体の冷えを改善させつつ、
注射の針を使い全身を刺激する刺絡と気診治療の組み合わせで治療を試みた。
この方法では慢性疲労症候群の42%が治癒出来た。
その後、治療の頻度を高くすると治癒しやすくなることに気づき、
綿花を利用した間接灸で治療するようになった。
患者さんが自宅で自己治療すると症状が増悪しにくくなることと、
疲労倦怠感の改善が速くなることを経験した。
刺激するべき身体部位の選択には気診治療の考え方で行なっている。
気診治療は加古川市の整形外科医小田一が1970年頃に開発した治療法で、
筋診断法の一つを利用している。
湯たんぽ加熱:沸騰したお湯を用いた湯たんぽで身体の加熱を行うと
お湯かえの頻度が高い場合にはPSの改善がみられた。
電気アンカや使い捨てカイロの加熱では著変なかった。
梨状筋を目標とした治療:綿花を利用した間接灸での刺激:疲労倦怠感及び疼痛の改善効果がみられた。
梨状筋を目標とした注射療法:プレドニン・ノイロトロピンを特有の体位で左右の梨状筋を目標に筋注。
急速にPSの改善をみた症例がある。線維筋痛症の痛みに著効した例もある。
症例数が少なく十分な経験ではないが、通常1回の気診治療を2回施行すると、
これまで改善できなかった疲労倦怠感が改善した症例があった。
また、直後の症状改善効果はさほどのことはなかったが、治療効果が長もちすると感想を述べる患者さんも居る。
考察および結論:身体の加熱・保温は単純であるが、効果的な治療手段である。
お湯換えの頻度の問題・湯たんぽ加熱以外の保温方法にも工夫が必要である。
気診治療は東洋医学を基にした治療で、難治例でも改善させるために何らかの糸口を与える可能性がある。
全ての症例を治癒せしめるわけではないが、試みるべき治療法と考えている。

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