令和8年1月25日(日)研究会

                                            2025.12.31
                     針灸気診研究会 事務局 班目 健夫

会員各位
 あれだけ暑かったのがすっかり寒い毎日となってきました。
年の瀬となり気忙しい日々ですが、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、2026年度第1回目の研究会のご案内を送ります。
今回の研究会は下記の要領で開催いたします。
準備の都合がありますので出欠を返信願います。

参加 (現地で ZOOMで) 不参加(    録画媒体を後日送れ) 

         記

開催日:2026年1月25日(日)
開催場所:まだらめクリニック 
〒156-0052 東京都世田谷区経堂1-19-14第6経堂ビル302
当日連絡先:090-5332-1388
座禅会:午前10時00分開始 その後講演開始
講師:午前10時30分:小田伸悟先生:様態診断から奇経・六海へ
午前11時30分:班目 健夫: 気診治療の有用性について
   会場費として:1万円
   年会費として:3,000円
   昼食会費として:2,000円
 ご参加の会員はみずほ銀行 外苑前支店 普通預金口座
       口座番号:3026434 名義:針灸気診研究会
に入金願います。
不参加の場合でも年度初めですので、年会費の入金をお願いします。
本研究会は皆様の会費で成り立っております。

今回も対面での研究会です。
どうしても都合がつかないなどで来場出来ない場合にはZOOMでのご参加を検討願います。
入金確認後、ZOOM参加に必要な情報を送ります。

様態診断から奇経・六海へ
小田伸悟
小田整形外科

40代女性の急性散在性脳脊髄炎の症例を週4回診療している。
MRI T2sagにて脊髄のC1~2レベルに楕円形の境界不明瞭な高輝度領域を認める。
強い頭痛にて発症。数ヶ月神経内科、脳外科のステロイドのパルス療法等の治療を受け症状は軽快したものの、
現在左上肢の痺れ、疼痛、右上肢、下肢の筋力低下が残存している。
神経内科的な治療はプレガバリン等神経障害性疼痛治療薬の継続のみとなったが、
めまい等副作用が強く治療継続を断り、当院にての治療となった。
上記症状はVAS scoreで5〜7程度であった。
結論から言うと気診による孔穴への治療によりVAS scoreをほぼ0にすることが出来た。
ただ1〜2日で症状が戻るため治療を継続している。
症状の再発の前に治療すれば、治療効果は継続する。
気診による治療のもう一つの理由は、この方は有効な孔穴への治療効果が認識できることである。
ある孔穴を手指あるいは磁石で刺激すると、その孔穴から刺激が広がっているのを感じるそうである。
私が治療効果を確認するのとほぼ同時にその刺激が終わるそうである。
気診の基礎的な治療を確実に行うことにより治療効果及び治療経験を認めるとの事である。
治療の確実性の大切さをこの症例を通じて痛切に再認識した。
治療の確実性がなければ、治療効果及び治療経験を得ることが出来ない。
今回はこの症例への治療を通じて気診の基礎的な治療を振り返ってみたい。
気診の確実性を高める方法を検討してみたい。

最近、入江正先生の経別・経筋・奇経治療を再読してみた。
「奇経、経別、経筋、四海などの治療法が正経十二脈の治療に役立つ筈である。」(p.211)
誰の言葉か分からないくらいであるが、この言葉が父の背中を押して、奇経・六海を正経と並ぶ治本法として確立したと確信している。
我々はすでに気診を手にしている。今回は先人に感謝しつつ、気診により先人の見た風景を見てみたい。

気診治療の有効性
班目 健夫
まだらめクリニック 

 2025年には対外的な発表は3回行った。
6月の疲労学会シンポジウム・11月の線維筋痛症・慢性痛学会一般演題そして12月の統合医療学会パネルディスカッションの3回である。
疲労学会では準備が間に合わなかったが、11月には慢性疲労症候群・線維筋痛症の治癒率を報告できた。
慢性疲労症候群では54.2%が、線維筋痛症では66.7%が治癒していた。
この難病がこれだけの高い治癒率をもたらすことは考えられないことであった。
治療の指針としたのが気診治療であることは言うまでもない。
 クリニック移転に伴い大掃除をしたところ、かつて発表した資料を発見した。
局所治療に関する資料を見直す機会を得た。過去の考え方を現在の視点で見直す機会でもあった。
今回は気診治療の最も基本的な治療法である股関節周囲炎の治療と局所治療に関する歴史を振り返って、
小田式治療の変遷を辿ってみたい。
また、股関節周囲炎の治療の有用性・多様性について論じる。

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次